おクスリの紹介(抗精神病薬)
・定型抗精神病薬
コントミン糖衣錠12.5mg(画像上)
コントミン糖衣錠25mg(画像中) (クロルプロマジン)
ウィンタミン錠12.5mg(画像下) (クロルプロマジン)
その他のゾロ薬:塩酸クロルプロマジン
心の不調・不具合を調整し、気持ちをおだやかにするクスリ。心の病気の治療のほか、いろいろな目的で使われることがあります。不安や緊張感をほぐす作用があるので、統合失調症のほか、一般的な神経症や鬱病の治療にもよく用います。
飲み合わせの悪いクスリがあります。アルコールとの併用も避けた方が良いです。
通常1日50〜450mgを分割経口服用する。
副作用は稀で、手のふるえ・体のこわばり・口渇・排尿困難・便秘・目のかすみ・立ちくらみ・動悸など。
*センセーは眠気効果で沈静させようと処方したようだが、これ飲んでも眠くはなりません(笑)
入院中は粉だったので、むりやりこの間から錠剤にしてもらったのだけどぉ・・・シートは別にかわいくなかった(泣)2mgピーゼットシー糖衣錠(マレイン酸ペルフェナジン)
その他のゾロ薬:トリオミン
フェノチアゼン系精神神経安定剤。眠気の少ない抗精神薬で、幻覚妄想状態の治療に役立つほか、意欲の改善に効果があります。不安や緊張感をほぐす作用があるので、統合失調症のほか、鬱病や躁病にも使用されます。
通常は、1日6〜48mgを分割経口投与する。抗アレルギー剤やアドレナリンに併用禁忌薬があります。
副作用:少量の場合はそれほど心配はないですが、大量に服用される場合は、注意が必要です。比較的多いのは、手の震え、体のこわばり、つっぱり、口渇、排尿困難、便秘、目のかすみ、立ちくらみ、動悸など。ヒルナミン錠5mg(画像一段目)(マレイン酸レボメプロマジン)
ヒルナミン錠25mg(画像二段目)
レボトミン錠5mg(画像三段目)
レボトミン錠25mg(画像四段目)
その他のゾロ薬プロクラジン、ソフミン、レボホルテ
フェノチアゼン系精神神経安定剤。上記「コンスタン」よりも不安やいらいらを治す力が強い抗精神病薬です。眠気もやや強く、統合失調症や鬱病、神経症の不安や不眠にも効果があります。沈静効果もあるので、躁病の治療にも役立ちます。
通常、1日25〜200mgを分割経口服用する。
副作用:大量服用時に比較的多いものとして、手の震え、身体のこわばり、つっぱり、口渇、排尿困難、便秘、目のかすみ、立ちくらみ、動悸など。
*リスカ衝動・イライラ時の頓服としてヒルナミン(粉)が出されてましたが、眠くならないのぉ。・・・で、やっぱ切っちゃうのね(-_-;)
*現在、ヒルナミン25mg処方中ですが、病院からもらった紙に「精神を安定させ、現実生活に対応しやすくなります」って書いてあった。これってば一体!?
フルメジン糖衣錠0.5mg(マレイン酸フルフェナジン)
フェノチアジン系精神神経安定剤。心の不調・不具合を調整し、気持ちを穏やかにするおクスリ。幻覚妄想状態の治療に役立つので、統合失調症の治療に用いられてます。
通常、1日1〜10mgを分割経口服用する。
副作用:稀に、手の震え、体のこわばり、つっぱり、口渇、排尿困難、便秘、目のかすみ、立ちくらみ、動悸など。セレネース錠0.75mg(画像上)
セレネース錠1mg(画像中)
セレネース錠3mg(画像下) (ハラペリドール)
その他のゾロ薬:ケセラン、ハロステン、リントン、エセックチン、スイロリン、ハロジャスト、ハロペリドール、ハロペリドールL、ハロペリドールS、ハロミドール、ペルセス、ヘルパロール、ヨウペリドール、レモナミン
ブチロフェノン系精神神経安定剤。心の不調・不具合を調整し、気持ちを穏やかにするおクスリ。幻覚・妄想によく効き、情緒を安定させます。統合失調症と躁病によく効きます。不安やイライラにも効果があります。眠気が起こりにくい薬ですが、パーキンソン症状という副作用が起きやすい特徴があります。
通常、1日0.75〜6mgを数回に分けて服用。
*妊婦禁忌薬なので、飲めなくなった。あまりたくさん飲んでなかったせいか、効果もあまり感じなかったけど、副作用も出なかった・・・と思う。インプロメン錠1mg(画像上)
インプロメン錠3mg(画像下) (ブロムペリドール)
その他のゾロ薬:ルナプロン、プリンドリル、サイコプレン、プリペリドール、ブロムペリドール、メルカイック、ロペール
ブチロフェノン系精神神経安定剤。心の不調・不具合を調整し、神経の高ぶりや不安感をしずめ、気持ちを穏やかにするおクスリ。幻覚・妄想によく効き、情緒を安定させます。気分を落ち着ける作用があるので、統合失調症に限らず、躁状態、夜間せん妄、強い不安感や緊張感などにも用いられます。
通常、1日3〜18mgを数回に分けて服用。最大36mgまで。オーラップ錠1mg(ピモジド)
ブチロフェノン系精神神経安定剤の類似薬。心の不調・不具合を調整し、気持ちを穏やかにするおクスリ。幻覚妄想状態に対する効果に加えて、陰性症状と言われる統合失調症の閉じこもりや、意欲の低下などの症状にも有効です。自閉症や精神遅滞の行動や情緒の異常にも用いられています。持続性のあるクスリです。
通常、1日1回、必要に応じて2〜3回に分割し、1〜6mgを服用。最大量は9mgまで。ニューレプチル錠25mg(プロペリシアジン)
その他のゾロ薬:アパミン、イリヤキン、プロペチル
フェノチアジン系精神神経安定剤。心の不調・不具合を調整し、気持ちを穏やかにするおクスリ。幻覚妄想状態に対してよく効く薬です。また、不安やイライラを改善する働きも持っています。統合失調症の治療に用いられますが、てんかんの患者さんに起こることがある幻覚妄想状態や情緒不安定に対しても役立つ薬です。
通常、1日10〜60mgを数回に分けて服用。ドグマチールカプセル50mg(画像1段目)
ドグマチール錠50mg(画像2段目)
ドグマチール錠100mg(画像3段目) (スルピリド)
ミラドール錠50mg(画像4段目)
ミラドール錠100mg(画像5段目) (スルピリド)
その他のゾロ薬:アビリット、オンペラン、クールスパン、ケイチール、シーグル、スカノーゼン、スタマクリット、スプロチン、スペサニール、スルピリド、セルネビン、トーピリド、ニチマール、ピリカップル、ベタマックT、マーゲノール、ヨウマチール、リタモチール
消化性潰瘍治療剤、精神・情動安定剤。
胃腸の血流をよくし、粘膜を修復します。また、低下した意欲を高めたり、精神の症状を改善します。
憂うつな気分をやわらげ、意欲を高めるお薬です。うつ病やうつ状態の治療に用います。また、心の不調・不具合を調整し安定させる働きもあります。
*鬱病、精神分裂病の治療に使われるらしいが、乳汁分泌の副作用が出たため、服用中止。食欲増進作用があるので、太るというイヤな作用もアリ。
バルネチール錠200mg(塩酸スルトプリド)
その他のゾロ薬:スタドルフ
ベンザミド系精神神経安定剤。心の不調・不具合を調整するおクスリで、神経の高ぶりや不安感をしずめ、気持ちを穏やかにします。躁病やココロの病気の治療に用います。統合失調症の幻覚妄想状態に対して強い効果を持ち、鎮静させる作用も強いので、躁状態にもよく効きます。
通常、1日300〜600mgを数回に分けて服用。最大、1日1800mgまで。
主な副作用:手の振るえ、身体のこわばり・つっぱり、口渇、尿が出にくい、便秘、目のかすみ、立ちくらみ、、動悸など。
・非定型抗精神病薬
ジプレキサ錠5mg(画像上)
ジプレキサ錠10mg(画像下)(オランザピン)
心の不調・不具合を調整し、気持ちを穏やかにするおクスリ。抗セロトニン作用と抗ドーパミン作用を併せ持つ「非定型抗精神病薬」。2001年6月に承認されたばかりの新しいクスリ。統合失調症の陽性症状と陰性症状の両方に改善効果を示す。従来の定型抗精神病薬に比べ、錐体外路系の副作用が少ない。
通常、5〜10mgを1日1回経口服用により開始する。1日量は、20mgを超えないこと。
副作用:飲み始めに起立性低血圧を起こすことあり。アルコールとの併用で、ふらつきや立ちくらみなどが出やすくなる。飲み合わせの悪いクスリがあるので注意。稀に、手の震え、筋肉のこわばり、立ちくらみ、口渇、便秘、動悸など。
*コレ、シートが原色紫の帯入りであとは黒。この画像より派手派手しく見えて、かなり悪趣味です(笑)しかも、1錠がデカイ!!直径1センチはあるよ。飲みにくいっす。大きさは昔のバファリンくらい(^^;)
*これってばめちゃめちゃ体重増加の副作用がある。気付いた時にはもう手遅れだった。くそーデブ薬めぇ〜(泣)
セロクエル錠100mg(フマル酸クエチアピン)
心の不調・不具合を調整し、気持ちを穏やかにするおクスリ。抗セロトニン作用と抗ドーパミン作用を併せ持つ「非定型抗精神病薬」。2001年2月に承認されたばかりの新しいクスリ。統合失調症の陽性症状と陰性症状の両方に改善効果を示す。従来の定型抗精神病薬に比べ、錐体外路系の副作用が少ない。
通常、150〜600mgを1日2〜3回経口服用により開始する。1日量は、750mgを超えないこと。
副作用:飲み始めに起立性低血圧を起こすことあり。アルコールとの併用で、ふらつきや立ちくらみなどが出やすくなる。飲み合わせの悪いクスリがあるので注意。稀に、手の震え、筋肉のこわばり、立ちくらみ、口渇、便秘、動悸など。
*シートはなかなかカワイイけど、やはり1錠がややデカイ!最近の新薬はみんなデカイのだろうか?
*センセー曰く、これは効いてるそうで、どんどん数が増える。溜まるからODするんだけどね(笑)1シートでふわふわになります、私は。リスパダール錠1mg(画像上)
リスパダール錠2mg(画像下)(リスペリドン)
心の不調・不具合を調整し、気持ちを穏やかにするおクスリ。気分を調整する作用があるので、統合失調症にかぎらず、強い不安感や緊張感、気分の停滞などいろいろな精神状態の改善に用いることがあります。抗セロトニン作用と抗ドーパミン作用を併せ持つ「非定型抗精神病薬」。統合失調症の陽性症状と陰性症状の両方に改善効果を示す。従来の定型抗精神病薬に比べ、錐体外路系の副作用が少ない。
通常、2〜6mgを1日2回経口服用。1日量は、12mgを超えないこと。
副作用:比較的多いのは、立ちくらみ、めまい、眠気、口の渇き、便秘、尿が出にくい、動悸、体重増加などです。とくに飲み始めの強い「立ちくらみ」には十分注意してください。
*これも太った(泣)しかも、乳汁分泌の副作用付。プロラクチン値急上昇のため、やむなく変更。いや、太ったからもう飲みたくないし。ルーラン錠8mg(塩酸ペロスピロン)
心の不調・不具合を調整するおクスリ。神経の高ぶりや不安感をしずめ、気持ちをおだやかにします。心の病気の治療に用います。気分を調整する作用があるので、統合失調症にかぎらず、強い不安感や緊張感、気分の停滞などいろいろな精神状態の改善に用いることがあります。抗セロトニン作用と抗ドーパミン作用を併せ持つ「非定型抗精神病薬」。統合失調症の陽性症状と陰性症状の両方に改善効果を示す。従来の定型抗精神病薬に比べ、錐体外路系の副作用が少ない。
通常、12〜48mgを1日3回経口服用。1日量は、48mgを超えないこと。
注意:食後に飲むようにしてください。空腹時では吸収が悪くなります。
副作用:比較的多いのは、立ちくらみ、めまい、眠気、口の渇き、便秘、尿が出にくい、動悸、体重増加などです。とくに飲み始めの強い「立ちくらみ」には十分注意してください。
*8mg/回のトキは大丈夫だったけど、16mg/回になったらアカシジアが出た。そわそわして落ち着かない(>_<) あと、飲み始めのころは頭痛と眠気の副作用が出た。